ベートーヴェン: 交響曲 第1番・第6番「田園」

ベートーヴェン: 交響曲 第1番・第6番「田園」

朝比奈 隆(1908-2001)の生誕 110年を祝し、その偉業を称える---新日本フィルとの《ベートーヴェン 交響曲全集》。

60年を越える朝比奈の演奏歴のなかで、レパートリーの中核をなしたベートーヴェンのシンフォニー。全曲演奏は10回を越え、97年から98年にかけておこなわれた本収録の<チクルス>は8作目の全曲録音となります。

数種類の新原典版の登場、またピリオド楽器でのアプローチなど、近年のベートーヴェン演奏は新時代を迎えました。しかし、この『近代』を経過してきた<耳>にも、朝比奈の演奏は色褪せるどころか、実に新鮮に聴こえます。

軽佻浮薄という言葉から最も遠い、歩を踏みしめるような音楽。一音一音に、ベートーヴェンの音楽に内在する強烈なエネルギーを刻む演奏は、まさに久遠の響きを宿しています。

<第1番>1997年9月25日、<第6番>1998年3月16日、サントリーホール ライヴ。

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